サプリメントって本当にいいの?基礎知識と注意点

病気を治す目的の薬ではありませんがサプリメントが健康に不可欠な理由

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活動のエネルギーを支える栄養素

ナットウキナーゼとの飲み合わせについて

ナットウキナーゼが多く含まれる納豆は健康食品として取り上げられ注目されています。
この納豆は煮大豆に納豆菌を加え発酵させて作るのですが、この発酵の過程において、たんぱく質分解酵素ナットウキナーゼが生成されるのです。
ナットウキナーゼの効能は血管が傷ついた場合などに出来る血液中の血の塊である血栓を予防してくれる事です。
健康な状態である時は血栓は自然に溶けて消滅するので心配ありません。
しかし加齢や疲労等の蓄積で体調が不調をきたしておる折は血栓が出来たままの状態になり血の流れが悪くなる症状に陥り脳梗塞や心筋梗塞という恐ろしい病気の原因を呼び起こします。
よって、はたんぱく質分解酵素であるナットウキナーゼを摂取する事で血栓を溶かし、分解する事となり脳梗塞や心筋梗塞を予防する事が可能となります。

ナットウキナーゼと抗凝固剤

ナットウキナーゼと同時に摂取してはならないのは、抗凝固剤といわれる薬種の中のワーファリンという薬品です。
このワーファリンという薬の効果は血をサラサラの状態にして血栓が作られる症状を予防し心筋梗塞などの治療に有効なものです。
しかし、このワーファリンとナットウキナーゼとを同時に摂取してしまうと腸内でビタミンKが合成されてしまいワーファリンの効能を制限してしまいます。
ナットウキナーゼが多く含まれる納豆を食べる事の恐ろしさは、ワーファリンを服用せねばならない症状の人が一度は治まった心筋梗塞を納豆を食べてしまった事によって再発させた症例が存在するからなのです。
かつ、ワーファリンを服用しておる人以外でもナットウキナーゼを過剰に摂取する事で吐き気や嘔吐だけではなく肝機能不全などの中毒症状が起こるリスクが発生いたしますので注意が必要です。


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